はじめまして。おおまつはぎと申します。名前だけでも覚えて帰ってください。
久しぶりにレート2000を達成した為、構築記事を書かせていただきます。
【使用構築&結果】
レンタルは出していませんが、使いたい方がいらっしゃれば旧Twitter、現X(ohmatsu_poke)までご連絡ください。
TNの由来:小林雅英
【構築経緯】
レギュレーションFでは2シーズンとも散々な結果に終わり、改めて過去自分がレート2000を達成した構築を振り返ってみると、初手から数的有利を取り後続で詰めていく対面寄りの構築が得意だと気づいた。
対面構築を組むにあたり、裏から出す連撃ウーラオス@気合の襷が「先制技」「起点にならない高火力」「読まれ難い(2体目以降の連撃ウーラオスはビルドor剣舞が流行していた)」と要件を満たしていると考え、構築記事を調べた。
すると、H.I.さんのS15の構築【S15最終56位R2134】チョッキ赫月ガチグマ軸対面~ガチは正義~ - The Apocalypse(許可なく引用させていただいています。問題ございましたら削除いたします)が自分のプレイングとマッチしていると考え、初手の赫月ガチグマ、詰めの襷ウーラオス、パワフルハーブブリジュラスを軸に構築を組み始めた。
基本選出が固まっている対面構築を使う以上、相手の選出依存になってしまい、高い勝率を維持することは難しいと考えたため、残りは「特定の構築に強いポケモン」及び「選出誘導」となるポケモンを加え、選出択の不安定さをカバーすることとした。
・イダイトウ軸、晴れパ、イエカシラ等主流のコンセプトパに強い羽休めトドロクツキ
・選出誘導(ウーラオス、炎オーガポン)、かつバトン軸を崩壊させる呪いミミッキュ
これらを詰め込み潜ったところ、基本選出で勝率約65%、補完選出が80%とかなりいい勝率をキープできたので、最後まで使い続けることにした。
【個体紹介】
○赫月ガチグマ
・大きく削りを入れる為C特化
・耐久は総合耐久を高める配分(ダブル流用)
ほとんどの対戦で初手に出し、躊躇なくテラスタルを切り1.5体、時には2.1体持っていく。環境が対面に寄っている、読まれにくいからこそ輝くポケモンであり、最終日はいたみわけハバタクカミやランドロスが苦しかった。それでも対面性能の高さは環境1だと感じたので今後も採用していきたい。調整はダブルバトルで採用した個体をそのまま使ったが、D方面がとても硬く使用感が良かった。選出率99%
○水ウーラオス
・普通のAS
基本選出その②。構築の組み始め。環境にステルスロックが減っていることから、裏から出しやすく、撃ち合い性能が凄い。相手のウーラオスの上からインファイトを押したかった為、準速としたが今使うならスケイルショットカイリューを意識した耐久振りの方が良かったかもしれない。テラスタイプはリーチを伸ばす水。選出率75%
○ブリジュラス
・ミラー、意地ウーラオス意識の最速
基本選出その③。初手のガチグマが呼ぶ、相手の2体目のウーラオス、カイリュー、オーガポンをビームの起点にし、3体目まで負荷をかける。持久力ブリジュラスが増えたことにより、動かしやすさはあったがケアされた瞬間敗北に繋がりやすく、択を産むポケモンだった。テラスタイプは頑丈が削れていても、ムーンフォースやドラゴンタイプの技を耐えることができることや、ラスターカノンの火力を上げる鋼。選出率57%
○トドロクツキ
・シーズン15 90位の方の調整
・A H4イーユイを確定1発
・S最速ジャローダ(113族)抜き
・あまりH
補完枠。受けループに採用されている型ではあるが、対雨パはイダイトウに強く出れる、晴れパは晴れにただ乗りしウガツホムラを削ることができ、イエカシラはタイプ相性○、ママロンゲ(エルフーン)にはいたずらごころ無効と、対策しないと面倒な構築の多くに強く出ることができた。
また終盤に増えたガチグマをワンパンしようとしてくるイーユイやオーガポン系統に対して後出し+削りが成立する。何よりはたき落とすが強すぎる。
ただ環境上位ポケモンに軒並み勝てない為、他のポケモンを探したが抜いた途端にラティ兄弟やイダイトウと当たりまくった為すぐに戻した。選出率28%
○炎オーガポン
・HB 特化パオジアンのつらら+ふいうち確定耐え、特化鉢巻パオジアンのテラス噛み砕くが低乱数1発(12.5%)、キョジオーンの塩漬けを身代わりが耐える
・S意地カイリュー+2
受け対策。スタンパにいるドヒドイデやママンボウ、ヘイラッシャ、アーマーガアなどを起点にする。ウッドホーンで回復ができる為、上記の対面ができた瞬間勝ち確みたいなパターンが数回あった。受け対策とは言いつつも、ラウドボーンやグライオンに勝てないので受けループに強くなった訳ではない。環境上位に対面勝てることからスタンパ相手にも出せる為、基本選出がきつい時に出していた。選出率29%
・普通のAS
バトンパ対策&選出誘導枠。であり諸説枠。
中盤にラティアスバトンやドーブルバトンと当たり、あまり勝てなかったので呪い枠が欲しかった。ついでにハバタクカミの牽制、ウーラオス・オーガポンの選出誘導になると思い採用したが、全然効果は無く普通に出てくるし普通に出てこない。さらにバトンパは最終日一度も当たらなかったのでほぼ選出しなかった。
とは言え、出した対戦は勝率90%だったので、うまく構築が組めれば環境には合っているのかもしれない(諸説)
テラスタイプはキノコの胞子や水流連打を意識した草。一度もテラスを切っていない。草。選出率13%
【選出】
初手はほぼガチグマから入っていた。
○基本選出
・ガチグマ→ウーラオス、ブリジュラス
スタンパや迷った時に出す。淡々と殴っていくだけ。ラスト1匹を予想しつつ2匹目を出すが、基本的には3体目にウーラオスが出せた方が強い。
○コンセプト、ギミック系
・ガチグマ→トドロクツキ
@1はイエカシラ及びイダイトウ相手にはウーラオス、天候パはブリジュラスが多かった。
ガチグマで殴ってからトドロクツキで荒らしていた。
○耐久ポケモン(ヘイラッシャ、ドオー等)入り構築
・ガチグマ→オーガポン@1
オーガポンと受けポケモンを対面させるように立ち回る。どくびしを撒かれるとオーガポンがキツくなる為、ガチグマで早々にテラスを切り、回収できるようにしていた。
○受けループ
・ガチグマ→オーガポン@1
グライオンが出てきた時点で負けるので、でてくるな!!って祈るしかない
【きついポケモン】
○受けループのグライオン
→無理。逆に出てこなければ勝てることが多い。
○チョッキ赫月ガチグマ
→ノーマルテラスじゃないチョッキが増えてきたので重くなってしまった。
○スケショアンコカイリュー
○アンコ竜舞羽カイリュー
→交代をあまりしない構築のため、積み+アンコールが無理だった
【シーズン16の感想&自分語り】
3月中旬から3月28日までは2桁前後におり、レート伸び待ちをしていた位でしたが、さすがにそのまま勝てる程甘く無かったです。ずっと同じ軸で戦っていた弊害で、最終日に刺さらなくなっても軸を変える勇気が出ませんでした。環境に適応していく力を付けていきたいです。
ただ、自分自身レギュBから全く勝てていなくて、劣化したんだと落ち込んでいましたが、「強者が教える、強くなるためにやること」みたいなのを片っ端からやった結果、過去の自分には追いつけた気がするので諦めずにこれからもやっていきます。
【最後に】
ここまで読んでくださりありがとうございました。旧Twitter、現X(ohmatsu_poke)をよろしくお願いします。